それでも、僕はこの道を選んだ。

多様な価値観を認めよう、そして自分の価値観を軸に生きていこう

薬剤師から鍼灸師へ⑥〜気軽に健康について聞けるプレイス〜

前回までのブログの続きになります。
・田舎では薬がないという前提に立つ。
・薬がない中で出来る事はないか。
・田舎と都会の薬局の現場は違う。
・都会と同じような医療の必要性ない。
そんな事を考えながらも、
多くの一般の方と話すことで、
・シンプルに人の悩みに答えたい。
・薬剤師は病気に無知である。
と思うようになりました。

 

多く一般の方のと話すようになった事は
こちらの記事にてお伝えしました。

 

多くの一般の方とお話しする機会を得て、
・病気の事やその悩みを気軽に聞きやすい雰囲気
を薬局には求めている、
という印象を感じたのもその時でした。

 

薬局でしか聞けない・・・
医者には話しづらい・・・
病院では待っている人が多く気を使ってしまい、
医者や看護師とはゆっくり話しにくい・・・など

 

実は多くの人が遠慮気味になったり、
自分の思いを上手く伝えられない人も多い。
いろんな悩みを言い出せずにいる人、
実は病気の事をもっと知りたいけど、学ぶ機会がない人、
思っている以上に健康や病気に前向きに考え、
自分にできる事を模索している人、
に出会えました。
本当にいい場所で経験を積ませてもらった、
と今では思っています。

 

その経験から、

健康への興味関心を持っているが、
なかなか専門家に聞けずにいる一般の方が多い、
と僕は感じました。


そして、
実は薬局の現場では
一般の人に求められている事とは、
”身近に健康について聞ける人”
なのではないのかな、
と思うようになったのです。

 

前回の記事とのギャップに
お気づきになった方も多いかと思いますが、
この話の続きは次回にて。

 

***合わせて読んでほしいブログ***
【薬剤師から鍼灸師へ①~田舎での薬剤師~】
【薬剤師から鍼灸師へ②~薬のない町の薬剤師~】
【薬剤師から鍼灸師へ③~お話ししか出来ない専門家~】
【薬剤師から鍼灸師へ④~シンプルに人の悩みに答えたい薬剤師~】
【薬剤師から鍼灸師へ⑤~病気に無知でも悲観することはない薬剤師~】