数字の意義とは?〜ブレない生き方・その①〜
それは、
物事の尺度を共有化できること、
です。
例えば、1本100円のコーラが100本売れた時の売り上げ?
¥100×100本=¥10000と誰でもわかるとおもいます。
物事を共有化するためにはなるべく同じ尺度を用いないといけない。
数字はそのための道具にすぎない。
しかし、
鍼灸師や優秀な外科医、超有名は料理人、プロスポーツ選手、トップセールスマンなど
より高い技術を要する人達を考えてみましょう。
料理学校で教わった基礎的な部分は
大さじ3杯の砂糖をこのタイミングで入れると肉が柔らかく仕上がる、
レシピにそう書かれてとしましょう。
でも、
モンゴルやポーランドのような寒暖の差が激しく乾燥している地域と
インドネシアなどの東南アジアのように蒸し暑い地域を比較した時、
同じ調理方法のままで、同じように柔らかいお肉を
作ることはできませんよね。
この細い差を埋めるのが熟練された技術なんだと僕は思います。
どの分野に言えることなんですが、
ある一定のレベル以上のことを目指した時は
数字では測りきれないような部分って必ず出てきます。
この部分の差は人の感覚的な部分になってしまうのです。
つまり経験や訓練で体得した技術なんだと思います。
そして、ここ部分が料理人などのプロとして最も味が出る部分。
数値の意義とは・・・
情報共有するたの手段である。
しかし、
数値できる ようなレベルの目標では
自分本来の持ち味を出すまでには至らない。
どこかで、
数値に勝る人間味ある部分を
感覚的に身につける必要がある。
明日は
【科学者としての使命】
というお題でお話したいと思います。
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