家は生きている〜家屋の木も呼吸するってご存知ですか〜
“家づくりって面白いな"ということを皆さんと共感したい。
そんな思いで、素人の僕が住宅展示場で知り得た情報を基に
月に2~3回程度と情報共有するコーナー。
今日は【家は生きている】というお話です。
自然界で育った樹木は呼吸をするという事は、皆さんも
昔理科の時間に教わった事があるかもしれません。
では、それらの木を切り倒して、
家屋の柱になった木は
呼吸しているんでしょうか?
実はそういう木も
呼吸しているんだそうです。
この事に僕は非常に驚きました。
家は生きている。
柱が呼吸をしっかりできている家は100年以上生きている。
みなさんもお寺などで、
丸裸で立っている柱を見た事あると思います。
あれは、丸裸で空気に触れさせているから、
木自体が呼吸が行えているので、
腐食していかないそうです。
10~20年で朽ちていく家も実は多いそうです。
「大改造劇的ビフォーアフター」
というテレビ番組を見た事あるでしょうか。
解体作業を行う際に、
一部分だけひどく朽ちていたり、
柱の一部だけひどく黒変している箇所があります。
これは木自体が呼吸できず劣化した部分なんだそうです。
この差は一体どこから生まれてくるのか。
・断熱材の種類とそれを扱う技術力
・構造上、設計上の前もって考える力
によって決まってくる。
100年生きる家にしたい、
10年で殺す家にしたい、
どう思うかは人それぞれ・・・。
でも、僕はせっかく建てるなら、愛着も持って
100年続くような家と一緒に生きてきたいな、
と思う。
子育てと同じように、
ちょっとずつ家を育て行こう、
と感じる今日この頃でした。