「あの日(著書。小保方晴子)」を読んでいます。
その中で共感出来る一文がありました。
それが我々の病気の治療の大きく変える
きっかけを秘めていると思いました。
今日はまずSTAP細胞が考え出された時の
根本的な考え方についてのお話です。

 

通常では、核からの指令によって細胞の運命は決定されていると考えられているが、実は細胞質の中に分化を決定しその状態を安定させる因子が含まれているのではないだろうか。

「あの日」78ページ

 


という一文である。
この内容を上の図にまとめてみました。

 

理系の方ではないとDNAとか出てくるので解りにくい。
なので、まず大雑把に細胞を構成を考えてみた。
それが下の図です。

細胞質はDNAを生かすための環境を整備している。
なので、
DNAを人に例えると、細胞質は人間が生きる環境になる。
そしてそれを病気に置き換えてみた。
それが下の図である。

冷えやすい体質が原因で病気を引き起こした、
というのが従来の考え方。
それに対して、
あなた生きる環境のせいで冷えやすい体質
を作ったために病気を引き起こした、
というのが小保方流の考え方です。

もう一度最初のスライドに戻ってみましょう。
従来の考え方は、DNAが司令塔の役割。
DANの命令によって各器官の細胞に変化している。
それに対して、
細胞質がDNAを変化させて各器官の細胞が作られていく、
と小保方さんは考えた。

さてさて、ここから我々の治療方法と大きく関わっていくのか
については明日以降にお話ししたいと思います。