薬剤師から鍼灸師へ10〜病は突然やってくる〜
前回までのブログの続きになります。
・田舎では薬がないという前提に立つ。
・薬がない中で出来る事はないか。
・田舎と都会の薬局の現場は違う。
・都会と同じような医療の必要性ない。
そんな事を考えながらも、
多くの一般の方と話すことで、
・シンプルに人の悩みに答えたい。
・薬剤師は病気に無知である。
・まずは一歩踏み出してみる。
と思うようになりました。
ここまでは、
僕が学校に行って学ぼうと思ったきっかけ、
について話してきました。
ここからは、
僕がなぜ鍼灸学校に行こうと思ったか、
について話をしたいと思います。
学校に入学する約1年半前の事です。
僕は”肛門周囲膿瘍”という病気を患いました。
(↓参考サイトを下に載せました。)
http://daichou.com/abscess.htm
http://www.iiharaiin.com/cpi_fistel0.html
”肛門周囲膿瘍”という病名は、
複雑な名前でわかりにくいですが、
肛門付近に膿が溜まって、
ピンポン球くらいに腫れ上がった腫瘍
をイメージしてください。
前回の記事でお話した”痔瘻”。
お尻のトンネルのような穴があく病気。
この病気の前段階の状態が、
この”肛門周囲膿瘍”という病気になります。
なので、
”肛門周囲膿瘍”をほったらかししておくと、
”肛門周囲膿瘍”→”痔瘻”→”痔瘻癌”
→リンパ節に全身転移→複雑な癌へ
という経路をたどります。
症状は、とにかく痛いです。
ピンポン球くらい大きさになると、
歩く事すらままなりません。
信じられないくらい痛いです。
寝る事も出来ない痛みになります。
倦怠感、発熱もありましたが、
僕には痛いという思い出しかないです。
ちょうど仕事を始めて約1〜2年経ち、
それまで全くお役に立てなかったけど、
やっと少しだけ周りの役に立てる時期に
起こった出来事でした。
この続きは次回の時期にて。
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