それでも、僕はこの道を選んだ。

多様な価値観を認めよう、そして自分の価値観を軸に生きていこう

薬剤師から鍼灸師へ13〜困った時はお互い様じゃないの?〜

僕もその通りだと思います。

困った時はお互い様です。


でも、
現実的には会社も人員削減により
人員をギリギリしかいない事が多々あります。

そんな中では、理由が何にせよ

会社の上司や同僚には、
急に休みを2週間以上も欲しいとは
なかなか言えないものです。
手術や入院になると言っても、
2週間以上仕事を離れる事は、
同僚に負担をかけてしまいます。

そんな簡単に休ませてください、
と言えるものではないのが、
僕が入社した当時の現実でした。
現在の日本の多くの会社が
同じ状況なのか分かりませんが、
少なからず今もそういう会社は
あるかもしれません。

 

前回までの記事の続きになります。
・病院の医師はドライで残酷な印象
セカンドオピニオンにより病状は最悪
という経験をしました。

 

その時のセカンドオピニオンによる説明は
納得いくものでしたが、結果は最悪。
さて、
ならばすぐに手術を決行しよう、
という訳にはいきません。

 

会社の雰囲気が良いか悪いかは
今考えるべきでもないし、
当時の状況が客観的に判断しないと
正確な事は分かりませんが、
当時はすぐに手術を受けことを
容認してくれ職場の雰囲気は
ありませんでした。

 

社会や会社を批判しても
何も変わらないので、
何かいい方法はないか、
セカンドオピニオンをした病院の医師に
ご教授してもらいました。

 

その時教えていただいたのが、
”膿散及湯”という漢方薬でした。

「この”膿散及湯”で炎症が治まって、
 悪化を抑え寛解状態でおちついている
 ケースがあります。
 効果があるかどうかはわかりませんが、
 数日飲んでみる価値はあるので
 試してみましょう。
 もしダメな場合は早急な手術が必要なので、
 そこも予め考慮しておいてください。」
との事でした。

 

これほど親身になっていただける医師に
出会えてよかったな、と感じました。
難しい判断にはなりますが、
この治療を試してみる事にしました。

 

それがちょうど2009年夏の出来事でした。

 

 

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