それでも、僕はこの道を選んだ。

多様な価値観を認めよう、そして自分の価値観を軸に生きていこう

好奇心に身を委ねて生きてみては。〜僕が鍼灸学校に入ってよかったと思うこと〜

それは、解剖学・生理学・病理学について

深く学び考えるための時間をいただいたこと。

そして、それらを詳しく教えていだける

専門学校の先生に出会えたこと。

 

ずっと薬剤師だけを続けていると、

これらの勉強は全く触れることはなかった。

でも、薬剤師としてそれらの必要性を

「外科医、薬局に帰る」という本で

語ってくれていた今週初めて知った。

 

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先日近くの薬剤師会で講演してくれた狭間研至先生。

大阪大学の外科医で今は薬局の経営者という異色の経歴の人物。

在宅医療の必要性とこれからの薬剤師のあり方、

そして一般の人が薬剤師の利用の仕方について書いてる本。

 

この本が初出版されてすでに10年以上経つが、

僕は今週(2016/1月)初めてこの本を手にした。

僕が鍼灸学校に入学したのが2011年。

その何年も前からこういう考えを

持った医師がいた事に感銘を受けた。

 

しかし、

僕が専門学校に入学する時、

職場の人、家族、薬剤師の友人・・・

多くの人が反対していた。

 

僕は自分が薬剤師として成長するために、

もっと患者さんの事を深く理解したい、

そして東洋医学にも深く考えてみたい、

という単純な考えだったからかもしれない。

(その当時は解剖学、生理学、病理学について

学びたいなんて考えていなかった・・・)

 

でも今、

思わぬ勉強がこれからの薬剤師に必要な力になってきている、

という事をこの本を改めて考えさせられた。

まさにスティーブ・ジョブズが言っている

「点と点は後になって結ばれ線になる」

という事だ。

だからこそ今思う事。

それは、

今あなたが思っている好奇心に身を委ねて生きてみてはいかがですか。