それでも、僕はこの道を選んだ。

多様な価値観を認めよう、そして自分の価値観を軸に生きていこう

薬剤師から鍼灸師へ12〜セカンドオピニオンはご存知ですか〜

日本にセカンドオピニオンという仕組みが

ある事をご存じでしょうか。
http://www.2og.jp/kiso.html
上記のサイトどに詳しく書いてありますので、
参考にしてください。
簡単にいうと、
相談する医師を変えてみて、
意見の相違などを確認し、
治療の妥当性を確認する
という仕組みです。

 

前回の記事の続きになります。
・病院の医師はドライで残酷な印象
を感じました。

 

最初の病院での対応に不安だった僕は、
日をあらためて違う病院へ行き、
セカンドオピニオンをしてみる事にしました。

 

別の病院へ行き、事情を説明し、
まずは現状把握のため、
血液検査と溜まった膿の細菌検査
を行う事にしました。

 

その結果に僕は驚きました。
炎症を示す値が基準の10倍、
炎症が起こる事で増える血球の一つである
白血球数が基準の3倍でした。

 

白血球数は個人差が大きい値なので、
3倍という数字にはあまり驚かなかったのですが、
炎症反応が高すぎる事に驚きしました。

 

その時のセカンドオピニオンの診断が、
「肛門周囲膿瘍はいずれ肛門に付近に
 トンネルを作るようになります。
 これが、「痔瘻」です。
 それが一本のトンネルならいいのですが、
 ほとんどのケースで複数の穴を作ります。
 モグラが穴を掘っていくイメージです。
 そこまでなってしまった場合、
 人口肛門を埋め込む手術になりますので、
 大掛かりな手術になってきます。
 今炎症反応が高いので、
 複数のトンネルができる危険性が
 非常に高いです。なので、
 早急な手術をして、
 症状の進行を抑える事を
 おすすめします。」
という診断でした。

 

検査結果は良くなかったけれども、
納得いく説明にしてくれた事に
僕は少しほっとしました。
こういう気持ちを感じれた事も
僕にとっては素晴らしい経験でした。

 

セカンドオピニオンという制度を
利用する事で納得いく説明が
受けられる事も多いので、
是非ご活用をしてみる事を提案いたします。

 

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